UTONE500(プロトタイプ)

▲ハイエースのワイドミドルルーフがベース。正式発表は来年の“ジャパン”。

遊びや仕事のベース基地となる高い機動力を持つ
岡山県の倉敷にキャブコン用の専用工場を稼働させたばかりのアネックスから、バンコンの新作が登場した。キャンピングカーをキャンプ場や車中泊施設で寝泊りするもの...という従来の考え方を発展させ、移動手段としてはもちろん、仕事場として、食事をしたり寝場所としてのベース基地とする。そんなコンセプトの基に「ウゴク・トドマル・ネル」から「ウ・ト・ネ」と命名された。あのサンダーバード2号のようにシチュエーションに合わせたコンテナを変えることで機動性を向上。新しいキャンピングカーを感じた車両の登場だ。
セカンドシートを反転させるとダイネット展開になる。
アウトドアグッズ専門店のYUDAI OUTDOOR GARAGEとのコラボを展開しており、室内の用品にも同社の製品が使われている。
一口コンロと一体化したシンクを装備する。
オプションのFFヒーターなどのスイッチはキャビネットの側面に設置。
FFヒーターはオプション設定。
キャビネット内に収まる給排水のタンク。容量は各10lで、車外からでもアクセスできる。
NR(ノーマルルーフ)とER(エべレーティングルーフ)の2仕様があり、ERの価格は750万円~。
セカンドシートとサードシートを倒すと、文字通りフラットな就寝スぺースになる。
上段のベッドは標準で用意されているマットをセットする。
収納コンテナボックスをそのまま収納することが可能。
室内後部の右側に有孔ボードが設置できる。