カノン＆ダニエル

▲車体色と同じ塗装を施せば一体感が高まり、キャンピングカーらしさがUPする。

どこでも持ち出せるプライベート空間という選択肢
軽トラックの荷台に合わせて作ったFRP製のキャビンがカノン&ダニエル。基本は軽トラックに積載可能な多目的空間であり、内装装備や機能を充実させてキャンピングカーとして利用するのは、多くの選択肢の中のひとつにすぎない。 キャビンには断熱加工が施され、外部電源を使った照明や100Vコンセントなどの配線加工、左右のウインドー、リアのエントランスドアなどが備わるが、それらの施工前の素の状態でも購入可能というのがユニークなところだ。理想のキャンピングカーを、DIYでコツコツと仕上げていくことができるのだ。 オプションのキャビン着脱ジャッキシステムを使えば、普段は庭に設置し、必要な時だけキャンピングカーにできる。アイデア次第で多くの用途に対応できることが最大の価値である。
積み下ろしを自由にするキャビン脱着ジャッキシステムは110,000円のオプション。気分はまるでサンダーバード2号である。
ウインドーが比較的大きく、明るい車内がサイズ以上の開放感を与える。
ウインドーサイズや跳ね上げタイプに変更するなどのカスタムが可能。
照明器具はオプションとなる。
バンク部分はチャイルドサイズ。奥行きがあるため、寝具などかさばるものを置いておくのにも便利だ。
スライド式リクライニングソファを展開したベッド状態。
家具は自分で用意することも可能。自由度の高さがポイントとなる。
外部電源の入力端子。サブバッテリーはオプションなので、外部電源の利用が前提となる。
エントランスの位置が高く、出入りに必要なはしごは標準装備。