スピナハイルーフ/ポップアップルーフ

▲手前がポップアップルーフで奥がノーマルルーフ。どちらも外観はスッキリ。

小さいのにキャンピングカーらしさが濃厚
日本のキャンピングカーらしい室内レイアウトといえば、やはり向かいあってくつろげる対面ダイネット。乗車用の後席をたたむのが前提の軽バンコンでは珍しいが、このモデルはベッドマットを移動させることで写真のような雰囲気ある車内を実現させた。さらに、軽キャンパーでは省かれがちなシンクも完備。大型モデルを多数リリースするナッツRVらしく、高級感ある仕上がりだ。また、家具を5色から選択できるというのも、こだわり派には嬉しいポイント。伝統的なキャンピングカーらしさを求める人にはピッタリな内容となっている。電源関係もしっかり押さえており、サブバッテリーと走行充電は標準装備。ポップアップルーフ仕様も用意され、そちらならファミリーでの利用にも対応する実力派でもある。
軽自動車ベースとは思えない贅沢さがあるインテリア。
給排水タンクは車外から取り出せるので交換作業も楽ちん。
シャワーヘッドは引き出せるタイプだ。
シンク上部の収納庫は手前に傾けることで、荷物の出し入れのしやすさを考慮した親切設計。
コンパクトなシンクを装備し、目覚めてすぐ洗顔できる。
シンク対面の上部収納はフタ付きタイプとなる。
電源関係はまとめて配置。スマホなどの充電に便利なUSBジャックも設置されている。
ダウンライトはおしゃれなデザインだ。
ベッド展開時のフラット空間は、リラックスできる広々感がありがたい。
片側だけベッド展開し、反対側の乗車用シートを使うレイアウトも可能。
ベッドマットを後ろに収納してのドライブモード。
ポップアップルーフの開口部。こちらのサイズは1950×1060mmとなり、不満のない広さを確保している。