シュピーレン

▲外観はあくまで従来の4ナンバーモデルと変わることがない。見た目は普段使いも可能なタウンエースバンだ。

使い勝手抜群の8ナンバー化を果たした最新作
タウンエースをベースにしながら、ユーザーの要望を最大限取り入れて、さまざまなバリエーションを持つシュピーレン。今回は、今年の4月1日から施行されたキャンピングカーの新構造要件を満たし、待望の8ナンバー化を果たした仕様だ。乗車定員は3名、就寝定員は2名となっている。リアセクションをフルベッドモードにすれば、2名が並んで寝るに十分な広さを持つ。コンパクトにまとめられたキッチンスぺースは、その限られたスペースを有効に活用すべく、排水タンクをボディ下に搭載するというアイデアを採用。今後は前2名、後3名の5名乗車の8ナンバーモデルを開発するという。ユーザーの希望の数だけ、シュピーレンの仕様の数が存在する......とも言えるだろう。
リアシートを倒して、後部にマットを置けばフルベッドモードが完成。
後部は1人掛けなので、前席と合わせて3名乗車仕様となっている。運転席の後方は、ある意味、常設ベッドのような使い方も可能。
オプションのFFヒーター。
室内後部のマット下にはインバーター(オプション)を搭載する。
ボディの下部に排水タンクを搭載。室内スペースの効率化に寄与する。
サブバッテリーはインバーターと並んで、室内後部のマット下に収納する。
キッチンスペースの側面にコンセントを設置する。
スピーカーと一体化した電源パネルは、室内の上方に取り付けられている。
ベンチレーターはオプション設定。
上から入れる対応の冷蔵庫(オプション)。
蛇口&給水タンクも装備。
着脱式のテーブルは、スライドさせることで任意の場所で使用できる。
リアシートを後ろ向きにして使うこともできる。