リバティ 52 DB

▲窓の多さは明るい室内づくりに貢献する。天井にまでウインドーを設置できるため、非日常的な感覚を味わえるのが魅力。

熟成された定番レイアウトに死角なし
リバティを名乗るキャンピングカーには四半世紀の伝統があり、最初から常設2段ベッドをキーアイテムとしてきた。最新のリバティDBも変わらず、下段にウッドスプリングを用いた2段ベッドに、広いダイネットとスライド式のバンクベッドを組み合わせる。ダイネットはベッド展開時でも1名用サイズなので、通路となる空間は残る。5mオーバーのモデルらしく、モードに関係なく室内の移動ができる余裕がある。装備の充実度も高い。ルームエアコンや85l冷蔵庫、FF床暖房などを標準装備し、マルチルームにはカセットトイレも備わる。FF床暖房は温水でフロアを温め、静粛性に優れる。サブバッテリーは240Ahのリチウムイオン式を搭載し、230Wソーラーパネルも標準装備している。
明るく開放感のあるダイネット。手前側シートはサイドまでのびた形状だ。
ベッドモードでも移動を妨げず、夜間でも人を起こさずに移動できる。
リアベッド下の収納庫は、左側面と後方にリッドを配置して荷物の出し入れがしやすい。
230Wのソーラーパネルを標準装備。
スカイビュールーフウインドーは後付けできないメーカーオプション。
2バーナーコンロが組み込まれるほか、温水も使えるギャレー。
マルチルームにはカセットトイレを搭載。ここでも温水は使えるが、冬場のシャワーには適さない。
家庭用エアコンは目立たないように設置されている。
オープンクローゼットとしても使えるリア2段ベッド。
電源以外に水量なども確認できるタッチパネル式集中スイッチを採用。
リチウムイオンバッテリーに走行充電装置など、充実した電源システム。