アンソニーライト

▲エントリーモデルの位置付けにあり、豪華な加飾を省いたシンプルな外観。それだけに機能性を追求した潔さが魅力となっている。

きちんとしたモデルをリーズナブルに
全長約5mのアンソニーをショート化して機動性を高め、カムロードベースのキャブコンとしては手軽な価格帯に仕上げたエントリーモデル。とはいえ装備を簡素化したのではなく、マツダの自社製だった先代ボンゴベースの終了に伴って廃番となった、「アミティ」の室内レイアウトを取り入れたのがこのモデルの特徴。比較的コンパクトなサイズながら居住性や使い勝手に優れており、4つに分かれたベッドは7名の就寝定員を確保する。天然木をふんだんに使用したインテリアは上品な仕上がりで、インテリアコーディネーターの手によって3タイプのカラーからチョイスできる。なお、アンソニーライトはガソリン車のみの設定で、軽量ボディのおかげでパワフルに走ることがでる。
広さだけでなく採光性にも配慮された明るい車内。
バンクベッドは大人も使えるサイズ。荷物置き場としても余裕があり、前方の絞り込みも少ない。
リアには2段ベッドを設置する。写真の左右にハッチがある。
クーラーは12V、100V、ベース車のリアクーラーから選べる。
後部左右側面にハッチがあり車内にアクセスできる。下段ベッドを外せば積載量が大幅にアップする。
冷蔵庫を内蔵したギャレー。
シューズボックスも大容量。
2、3列目シートを使ったダイネットベッド。
走行時は6名すべてが前向きとなる。