エクスクルーシブミニバード

▲ベース車両はダイハツ・アトレー。アルミホイール、オーバーフェンダーなども用意。エクスクルーシブに恥じない充実の装備と質感。軽自動車がベースとは言えども、一切の妥協を排して作られたのがこの「エクスクルーシブミニバード」だ。その充実装備と高級感は、軽キャン界の革新モデルと言っていい。

ひとりで楽しむ趣味をより豪華に演出するクルマ
「エクスクルーシブ」とは、高級、上質という意味を持つ言葉だ。ハイエースベースのバンコンを中心に、さまざまなタイプのキャンピングカーを手掛けてきたケイワークスは、フラッグシップモデルのオーロラエクスクルーシブ(ハイエースベース)の名称を軽キャンパーに採用。それがこの「エクスクルーシブミニバード」だ。その名称からもうかがえるように、軽自動車とは思えないほどの贅を尽くした仕様となっている。近年ではひとり旅やソロキャンプ、渓流釣りなど、ひとりで楽しむ趣味に注目が集まっているが、このクルマはそんな趣味を楽しむ人に向けて作られた。ダイネットは車体後方に横座りとするなど、空間設計もひとり旅を想定。大型のテーブルは、レジャーのみならず、モバイルオフィスとしても活躍しそうだ。家具類はエクスクルーシブの名に恥じない重厚な作りとなっていて、その木目は高級感と安らぎをもたらしてくれる。多様な家電製品の使用も想定しており、100Ahのサブバッテリーを標準で装備。さらに、オプションを追加することで、最大300Ahにまで増やせるため、電子レンジや冷蔵庫、エアコンの使用でも一切の不安はない。リアゲート開口部にはテーブルを取り付けられるので、仲間同士でワイワイ楽しむことだって可能だ。室内のみならず、エクステリアでも高級感を求めており、アルミホイールやオーバーフェンダーといったパーツを用意する。
落ち着いた色合いの室内。家具類も重厚な作りで、室内には高級感があふれる。ダイネットは横座りとなる。
ホイールはオフロードパーツ大手のJAOS製で、足もとをビシっと引き締める。
リアゲートを開けてテーブルを据え付けることで、仲間とのだんらんが可能。テーブルはベッドマット下に収納。
車体右側に大型のチェストを配置。テーブルはポップアップ式で、就寝時に邪魔になることはない。電子レンジは標準装備。
オプション装備となる12Vエアコン。充実の電装システムが快適な空間を作り出す。
電装系のパネルやFFヒーターのインジケーター等が家具にビルトインされる。
テーブル上方の棚は食材や調味料等の収納に便利だ。
シンクは車体右側に配置。
横座り式のダイネット。テーブルのサイズは大き目で、食事などはもちろん、モバイルオフィスとしても活躍しそう。
ダイネットの背もたれを移動するだけでフルフラットになる。