アドリアアビバ 400PS

▲フロントには大きなウインドーと収納コンパートメント。サイドには個性的なグラフィックストライプが流れる。

ベッド展開せず常設ベッドに寝て、起きて、また食事
常設ベッドのスローライフを2名でたっぷりと堪能する。引っ張るのに牽引免許が必要な、重厚な作りのアドリアアドーラ522UP、502ULに対して、こちらのアドリアアビバ400PSは、牽引免許が必要ないタイプ。その分、前ページの2台と比較するとボディサイズは小型で、内装もカジュアルで明るい雰囲気。とはいえ、これだけのボリュームを持った豪華なトレーラーだけに、1名はもちろん、2名で使うには、かなり充実した贅沢すぎる仕様だ。レイアウトは、フロントに常設ダブルベッド、中心右側にキッチンを置き、リア右側にパウダールーム、リア左側に4人掛けのダイネットという配置。ダイネットとベッドが別々になっているから、夜、食事をした後に片付けやベッド展開など大変な思いををすることなく、そのままベッドに行って横になれるというわけ。朝も同じで、起きたらそのまま、ダイネットでまたご飯。ここには、いつものルーティーンとは違う、のんびりとした特別な時間が流れている。
Trumaのヒーティングと床暖房がオプションで装着可能。日本の厳しい冬も、ここなら暖かく過ごすことができそうだ。
ガラスカバーを開ければ角形シンクと2口コンロ。料理にも気合いが入る。
ダイネットの上にはオーバーヘッドコンソールがズラリと並び、整理整頓も完璧。
エントランス正面にあるダイネットの下も収納庫として有効活用。
収納力抜群の大型クローゼット。上着など衣類をたっぷりとしまっておける。
調理器具や食器はキッチンの下にしっかり収まる。
窓と壁に囲まれたダブルベッド。カーテンでリビングと仕切ることができるから、先に1名で寝るときも便利。
コンパクトだが、折りたたみ式の洗面台やシャワーが付いた合理的なパウダールーム。
ベッドの足元に構えるヒーターからは優しい温風。部屋全体を効率良く温めてくれる。
タテに並んだ電装系のスイッチはエントランスの前側。遊びゴコロあふれるデザインだ。
冷蔵庫もエントランス前側。買ってきた食材をすぐに収納できる。
キュートなデザインのUSBポート付きミニライト。
大人でも3名がゆったりと座れるダイネット。テーブルと背もたれを組み合わせて、ベッドに簡単チェンジ。