カシータテキサスロデオ 17フィート

▲グラスファイバー製のスタイリッシュな曲面ボディは、カシータ・テキサス社独自のもの。アルミホイールはオプション設定となっている。

余裕の室内空間と装備の充実度。すべてが最上級
子供たちの笑顔が見えてくる移動リビングとしての実力。1度でもトレーラーを使ったクルマ旅の経験がある方ならお分かりかと思うが、見た目がそれなりの大きさを持った車体でも、車内に入ると意外に狭さを感じてしまうもの。これが長距離、長期間の行程となれば、そのストレスはさらに拡大。乗用車の車中泊にはない快適性を求めてトレーラーを購入したはずが、期待とは裏腹の結果になる恐れも。カシータ・テキサス社のロデオは、そんな「もうひと回り、大きな車体を選んでおけば...」という後悔を感じさせることのない、余裕たっぷりのレイアウトが最大の特徴となっている。室内長3250×幅1920×高さ1900mmを確保。最後部に大人2名がゆったりと寝られるダブルベッドを展開したままの状態で、2名対座のダイネットが使用可能となっている。また、独立したキッチンにはコンロやレンジフードも標準装備。就寝用スペースと食事やゲーム遊びといった日中の活動スペースと完全に使い分けることができる、実用性の高さが魅力だ。
17フィート(5150mm)というボディサイズならではの広々とした室内。圧迫感の少ない天井の高さも美点の1つだ。
コンロ脇には跳ね上げ式のミニテーブルが備わる。
2口コンロのカバーは調理時に油の飛散防止としての役割も果たす。
大容量の冷蔵庫は標準装備。手前に開閉する収納庫が便利。
入り口脇の衣類用クローゼット。
3方向に物入れが備わる。エアコンの性能も十分。
引き出し式の収納庫下に見えるのはガス式ヒーター。
クッション位置を変えることで対面使用できる、常時設置のフロント側ダイネット。
連泊スケジュールも難なくこなす、ゆとりに満ちた居住性がロデオ自慢のセールスポイント。
後部側のダイネットをダブルベッドに組み替えた状態。採光の明るさも印象的。
クッションを並び替えれば、ファミリーサイズのダイネットになる。