スキャンプロデオミニ 13フィートタイプI/タイプII

▲シャワー/トイレスペースの都合上、タイプIIはタイプIに対し居住部分の空間が若干狭められる。

コンパクトな車体サイズに多彩な機能を凝縮
必要十分以上の実力を秘めたシリーズのエントリーモデル。トレーラーに興味があるけど、価格面や取り扱い方法などにハードルの高さを感じている、という方々にピッタリのモデルがロデオミニ。まず、何といっても視線を惹きつけられのが、コロンと丸みを帯びたコンパクトな車体デザイン。全長は4mをわずかに超える程度ということで保管場所の心配が少なく、車重も約700kgという牽引免許不要の軽量設計のため、軽自動車でも楽に引っ張ることができるのも大きなメリット。ラインナップは、キャビン内の前方スペースが2段ベッド兼ソファ仕様となったタイプと、同様の部分がトイレ/シャワーとなるタイプの2種類から選択が可能。どちらのグレードも後方スペースには2口コンロや冷蔵庫を備えたキッチンと、クッションの並び替えでダブルベッドとなるダイネットを標準採用。広めに取られた室内高のため手狭な印象はなく、市街地での取り回し性などを考慮すれば、夫婦2名でのクルマ旅にはむしろピッタリのサイズと言えるだろう。
ダイネット状態としたキャビン後部。2名程度のクルマ旅なら、何ら不足は感じられないはず。
2口コンロや温水対応シンク、冷蔵庫と、キッチン周りの装備が充実。
キッチンの右奥にトイレ/シャワー室がある。
2名使用と割り切るなら、フロント側にシャワールームを備えるタイプIIがおすすめ。
扱いやすい位置にまとめられた各メーターと電源スイッチ類。
ダブルサイズベッドはタイプ/共通。ラグジュアリーグレードにはルーフエアコンも備わる。
簡単な手順で2段ベッドに早変わり。窓部分のカバーは脱着式。
2段ベッドからソファモードに変更した状態。このまま、1名用のベッドとして使う方法もアリだ。
2021年式以降のモデルから採用されている、新デザインのエントランスドア。