ハピアーキャンパー HC-1

あらゆる用途に対応するアダプティブモジュラープラットフォーム

箱を組み合わせて作る自由な室内レイアウト
丸みを帯びたFRP製ボディの可愛らしさが特徴的なハピアーキャンパーHC‐1。愛嬌あるスタイルにばかり注目してしまうが、このトレーラーの最大の特徴は「アダプティブモジュラープラットフォーム」と呼ばれる画期的なシステムである。キャンピングトレーラーやキャンピングカーには、一般的には決まったレイアウトがあるが、このHC‐1には既定のレイアウトはなく、オーナー自らがボディの床に刻まれた方眼状の溝にアダプティブキューブと呼ばれる箱をはめ込むことで、ソファやベッドなどをレイアウトするのである。車体左側には大型の窓を設けており、オプションのカウンターテーブルを取り付けることでキッチンカーとしても使えそうだ。また、リアゲートを開けることができるので、自転車やバイクなどの積載も可能。床には水抜きがあるため、泥などで室内が汚れてしまっても水洗いすることができる。変幻自在なレイアウトで多様なシーンでの活躍が期待できるトレーラーだ。
リアを対面着座とし、前方にベッドを配置したレイアウトの一例。左右の大型の窓は跳ね上げることができる。
衣類などを吊り下げるのに便利なフックは収納式となっている。
一体成型のキャビネット。小物等の収納に便利(写真は実際の仕様と異なる)。
ベンチレーターは標準で装備されている。
ジャバラ式のブラインドを標準装備。
ドメティックのルーフエアコンを装備(オプション)すれば、1年中快適に過ごせる。
さまざまなオプションを組み合わせることで、あらゆる用途で使用できる。窓はガスリフト式で、オーニングは脚のないタイプ。テーブルはオプションだ。
フロントにダイネットをレイアウトした状態。旅のスタイルで変幻自在だ。
左右に拡張できるキッチン。もちろん、置く場所は自由に設定できる。
立方体のアダプティブキューブ。箱の内部は収納にもなる。
キッチンは取り外しが可能だ。
ドレンホールがあるので室内の水洗いが可能。
床にはバイク等の積載用のフックを装備。
全面にマットを敷き詰めることで、最大で5名程度の就寝が可能となる。
床面の溝に箱をはめるだけのかんたんレイアウト。あらゆるレイアウトが可能となり、旅の幅も広がる。