エム・ホルーヴァプレミアム

▲ボディ前方を起点にして、後方がポップアップするルーフ。タウンエーストラックベースのキャブコン。ポップアップルーフの使用で室内高は最大2050㎜になる軽自動車べースよりも広いスペースが欲しい…。そんな思いを持っているユーザーにピッタリなのがこのモデル。室内は広く、取り回しに苦労しないサイズ。バランスの良い1台だ。

高身長の男性でも立ち上がれる室内の広さ
「М・ホルーヴァ」は、タウンエーストラックをベースにしたコンパクトなキャブコンだ。オートショップアズマの看板モデルのひとつで、同じくタウンエーストラックをベースにした「フィール」が、ふたり旅用のレイアウトを持つのに対し、「М・ホルーヴァ」はファミリー向けとしており、「大勢乗れて、大勢眠れる」がコンセプトになっている。ルーフにポップアップ機能を備えているので、見た目には少しばかり大きく見えても、1500㏄エンジンを積んだコンパクトクラスに属するモデルだ。8ナンバーモデルであることも魅力的なポイントだ。このポップアップ機能を使うと、室内高は最大2050㎜になり、広大な居住スペースが出現する。その上で、取り回しのしやすさが身上のコンパクトカーがベースなので、取り回しに苦労させられることがない。ベッドモードに可変するダイネットは、このポップアップルーフの恩恵により、頭上空間に余裕があり窮屈感を感じさせない。頭上空間の余裕はそのまま快適性へ直結する。高身長な人でも室内で立ち上がれる。運転席の上方に格納された６分割のマットをダイネットの上部に敷けば、フロアベッドと同等の広さを持つルーフベッドが完成。さらに室内の後方には、このクラスのモデルとしては珍しい常設ベッドも装備する。まさに、コンセプト通り「大勢乗れて、大勢眠れる」室内の使い勝手の良さが魅力だ。
写真では分かりづらいが、ポップアップルーフを展開すると頭上に広大な空間が出現。採光も良く、室内は非常に明るい雰囲気だ。
ボディ後部のルーフ上に上がれる機能が備わる。
サブバッテリーは105Aを2つ標準で装備している。
後部の常設ベッドの下は荷室になっており、外部からもアクセスできる。
引き戸式の網戸を設定する。
外部充電の端子はリアナンバーの横に設置されている。
エントランス付近に設置された2面のドアがある収納ボックス。
12Ｖのクーラーはオプション設定される。
シンクの側面にはコンセントやUSBの端子を装備する。
室内の電源スイッチはシンクの上部に設置している。
エントランスを入ってすぐ右側には、標準装備の冷蔵庫を設置。容量は49ℓ。
フロントシートは、室内のカラーと同じ色合いでまとめられている。
ギャレーには引き出し式のテーブルが備わる。
室内後端にある常設ベッドは、長さ1700㎜×幅600㎜の実用的なサイズ。マットを外せば荷室にもなる。
６分割されたマットを敷き詰めると、ルーフベッドとして使えるポップアップの内側。